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週刊アイリンク 第360号

発行日 2011年9月21日

発行 視覚障害者のための情報検索サイト・アイリンク
   http://www.eyelink.jp

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◆内容◆

◎週刊トピックス
◎新着サイト情報
◎情報チャンプル
◎ブックス
◎ズームアップ
◎編集後記

※このメールマガジンでは、大見出しの先頭には◎、小見出しの先頭には●
 を付けています。

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◎週刊トピックス

先週1週間のアイリンクトピックス記事をお届けいたします。
最新の記事はアイリンクのトピックスページでご覧いただけます。
URL: http://www.eyelink.jp/topics.php

●世界網膜の日in埼玉、9月24日に開催
 (2011年9月12日掲載)

日本網膜色素変性症協会(JRPS)は、世界網膜の日を記念して「世界網膜の日
in埼玉2011」を開催する。
日時は9月24日(土)、10時から16時30分。
会場は、浦和コミュニティセンター(さいたま市浦和区東高砂町11-1 浦和コ
ムナーレ10F、JR「浦和」駅下車)。
内容は次のとおり。
(1)綱川泰典氏によるフルート演奏。
(2)JRPS研究助成授与式典。
(3)記念講演「片目を失って見えてきたもの」ピーコ氏。
(4)機器展示、医療相談、目の不自由な方のメイク相談、RP児をもつ親の会。
問い合わせは、日本網膜色素変性症協会(電話:03-5753-5156)まで。

[関連URL]
http://www.jrps.org
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●国立民族学博物館、10月29日と30日に公開シンポジウム開催
 (2011年9月13日掲載)

国立民族学博物館は、公開シンポジウム『ユニバーサル・ミュージアムの理
論と実践-博物館から始まる「手学問のすゝめ」-』を開催する。
開催日は10月29日(土)と30日(日)。
会場は、国立民族学博物館 第5セミナー室(大阪府吹田市千里万博公園10-1、
大阪モノレール「万博記念公園」駅下車)。
10月29日は13時から19時30分で、内容は次のとおり。
(1)講演「壁を壊せ――縄文人、アボリジニ、そして視覚障害者」小山修三
氏。
セッション1「ユニバーサル・ミュージアム研究会の衝撃――各館の視覚障
害者対応の現状と課題」。
(2)「“さわる”力が地域を変える――盲学校・県立美術館・三内丸山遺跡
の取り組み」増子正氏。
(3)「湯浅八郎と民芸品コレクション--さわって味わう展示の魅力」原礼子

(4)「やきもの、アート、コミュニケーション――触って“みる”こと」三
浦弘子氏、宮本ルリ子氏。
(5)「人が優しい『市民ミュージアム』――年齢・国籍・障害にこだわらな
い交流の場として」藤村俊氏。
(6)「レプリカ展示の意義と限界――“さわる”ことで何がわかるのか」鈴
木康二氏。
(7)レセプション(レストランみんぱく)。
10月30日は9時30分から18時10分で、内容は次のとおり。
(8)講演「フィーリングワーク入門――触学・触楽・触愕の体験的博物館論」
広瀬浩二郎氏。
セッション2「視覚と触覚の対話――目が見えない人たちの多様な学習方法」。
(9)「盲学校における社会科教育」岩崎洋二氏。
(10)「文化、歴史探訪の手がかりとしての“さわる絵画”の可能性――イタ
リアの取組に学ぶ」大内進氏。
(11)「さわれないものを理解するための技法――“さわる絵画”“さわる展
示パネル”制作の立場から」柳澤飛鳥氏。
(12)コメント1「触覚でとらえる宇宙――触常者からのアプローチ」小原二
三夫氏。
(13)コメント2「とらえ方と伝え方――見常表現者からのアプローチ」安芸
早穂子氏。
(14)講演「梅棹忠夫の博物館経営論を継承・発展するために――国立民族学
博物館とJICA横浜海外移住資料館」中牧弘允氏。
セッション3「目に見えない世界を触覚で探る――誰もが楽しめる触察展示
の試み」。
(15)「触れる写真展の挑戦」真下弥生氏。
(16)「ニューヨークのミュージアムにおける視覚障害者の学びとエデュケー
ターの役割」大高幸氏。
(17)「『さわる展示』の回顧と展望」五月女賢司氏。
(18)「子ども向け暗闇体験イベントの教育的効果」石川梨絵氏。
(19)「ロビー展『仮面の世界へご招待』がもたらしたもの――さわって学ぶ
展示の重要性」大河内智之氏。
(20)コメント「ハンズオンから手学問へ――博物館の新たな展示手法を求め
て」加藤つむぎ氏。
(21)総括「博物館情報論から考えるユニバーサル・ミュージアム」及川昭文
氏。
定員は100名。
参加費は無料。
申し込み・問い合わせは、国立民族学博物館(電話:06-6876-2151)まで。

[関連URL]
http://www.minpaku.ac.jp/research/pr/111029-30.html
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●東芝、音声認識エアコンを発売
 (2011年9月14日掲載)

東芝ホームアプライアンス株式会社は、人の声で動くエアコン「大清快VOiCE
NDRシリーズ(」を発売する。
同シリーズには新開発のボイスコントローラが付属。予め「暑い」「暖房」
「タイマー」「停止など、21アイテム(26個)の音声認識ワードが登録されて
いる。
ボイスコントローラ本体のスタートボタンを押すか、拍手やノックなどで3
回音を鳴らすと、音声認識回路が起動する。この状態で「暑い」と言えば、
設定温度を下げて運転する。
ボイスコントローラーにはスピーカーも搭載されており、「設定温度を24度
に下げます」というように、運転状況を音声で通知することもできる。
停止する場合は「ストップ」または「停止」と告げれば、運転が止まる。
室内機のサイズは、幅790×奥行き299×高さ293mm。
本体カラーはプレシャスホワイトとプレシャスシャンパンの2色。
6畳用、8畳用、10畳用、12畳用、14畳用、18畳用、20畳用、23畳用がある。
価格はオープン。
発売は11月上旬。
問い合わせは、東芝生活家電ご相談センター(電話:0120-1048-76()まで。

[関連URL]
http://www.toshiba.co.jp/tha/about/press/110912.htm
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●日本ライトハウス展2011、10月1日と2日に開催
 (2011年9月15日掲載)

社会福祉法人 日本ライトハウスは、西日本最大規模の視覚障害者用具展「
日本ライトハウス展〜全国ロービジョンフェア2011」を開催する。
開催日は10月1日(土)と2日(日)の両日。時間は10時から16時。
会場は、難波御堂筋ビル7階ホール(大阪市中央区難波4-2-1、地下鉄御堂筋
線「なんば」駅下車)。
出展業者は34社。デイジーオンライン端末リンクポケット、電子白杖、最新
のデジタルテレビなど、話題の用具・機器を点字。
その他、ワークショップや体験イベントなどのミニステージや、エンジョイ!
グッズサロン10周年を記念したイベントを行う。
入場は無料。
改札口からの誘導、会場内のボランティアガイドあり。
希望者には事前にガイドブック(点字版、音声デイジー版、大活字版)を送付
する。
問い合わせ・ガイドブックの申し込みは、日本ライトハウス情報文化センタ
ーサービス部(電話:06-6441-0039)まで。

[関連URL]
http://www.iccb.jp
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●眼の会、10月15日に神戸でユニバーサル機器展を開催
 (2011年9月16日掲載)

眼の会の主催で、「見ることに不自由さを抱えている方の為のユニバーサル
機器展<光・音・音声で知らせてくれる機器展>」が開かれる。
日時は10月15日(土)、10時から16時。
会場は、兵庫県立福祉のまちづくり研究所 1Fホール(神戸市西区曙町1070
兵庫県立総合リハビリテーションセンター内、神姫バス「玉津曙」停留所下
車)。
バス停からの誘導あり。また、会場内を、ラジオ(てくてくラジオ)が案内。
入場は無料。駐車場あり。
出展商品は、視覚障害者用パソコンソフト、拡大読書器・ルーペ、音声案内・
交通情報システム、音声情報機器、音声便利グッズ、歩行支援システム:オ
ーデコ、遮光レンズ、デジタル液晶テレビ、携帯電話、盲導犬ロボット。
体験会・講習会として、次の二つを行う。
ドコモ・ケータイお役立ち講座、13時から15時、定員20名、予約優先。
盲導犬ロボット体験コーナー、12時から15時、予約優先。
問い合わせは、眼の会の榊原さん(電話・Fax:078-921-5489(神戸眞鍼道治療
室内)、E-mail:bugpw104@hi-net.zaq.ne.jp)まで。

[関連URL]
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◎新着サイト情報

先週1週間の、視覚障害関連の新着サイト情報をお届けいたします。
最新の情報はアイリンクの新着情報ページでご覧いただけます。
URL: http://www.eyelink.jp/search.php?p_mode=new

●奈良県視覚障害者福祉協会
 http://www.nasuishin.jp/02.html
社団法人奈良県視覚障害者福祉協会のホームページ。活動内容の紹介、会員
向けのお知らせなどを掲載しています。
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◎情報チャンプル

このコーナーでは、読者の皆様から寄せられた情報を中心に、視覚障害関連
の話題をお届けいたします。

●障害者制度改革に関する地域フォーラム、10月1日に名古屋で開催

愛知障害フォーラム(ADF)は、障害者制度改革に関する地域フォーラム「私
たちがめざす障害者総合福祉法とは!」を開催する。
日時は10月1日(土)、13時30分から16時。
会場は、名身連 福祉センター 4階ホール(名古屋市中村区中村町7-84-1、地
下鉄東山線「中村公園」駅下車)。
内容は、講演と意見交換会。
講師は、竹下義樹氏(障がい者制度改革推進会議 委員、弁護士)、田中伸明
氏(障がい者制度改革推進会議 総合福祉部会委員)、弁護士。
定員は100名。
参加費(資料代)は200円(介助者で資料が不要な方は無料)。
要約筆記・手話通訳・点字資料あり。
問い合わせは、名古屋市視覚障害者協会事務局の杉本由司さん(電話・Fax:0
52-481-6578、E-mail:hfh01410@nifty.ne.jp)まで。
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●ブラインドサッカー ワークショップ、10月に慶應義塾大学で開催

慶應義塾大学 教養研究センター 日吉行事企画委員会(HAPP)の主催で、「ブ
ラインドサッカー ワークショップ〜五感を生かしたコミュニケーション〜」
が開かれる。
日時とテーマは次のとおり。
10月4日(火)、19時から21時、テーマ「環境認知」。
10月13日(木)、19時から21時、テーマ「コミュニケーション」。
10月20日(木)、19時から21時、テーマ「チャレンジ精神」。
10月25日(火)、19時から21時、テーマ「障がい者理解」。
10月22日(土)は、ブラインドサッカー関東リーグ及び体験会も開催。
会場は、慶應義塾大学 日吉キャンパス 来往舎シンポジウムスペース(横浜
市港北区日吉4-1-1、東急東横線・目黒線・地下鉄「日吉」駅下車)。
参加対象者は、同企画に関心のある方ならどなたでも。
締め切りは、9月27日。
問い合わせは、津々木晶子さん(電話:090-3191-1436、E-mail:tsutsuki-a@a
5.keio.jp)まで。
URL: http://blindsoccer.jimdo.com/

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◎ブックス

このコーナーでは、点字版・朗読版のある図書を紹介いたします。
点字図書・朗読図書の貸し出しについては、最寄りの図書館にお問い合わせ
ください。

●静かなるホイッスル

著者: 柴谷晋
出版者: 新潮社
点字データ版、カセットテープ版、デイジー版あり

本書は、デフラグビー(聴覚障害者のラグビー)に関するノンフィクション。
ニュージーランドで行われていた聴覚障害者ラグビーの紹介記事を、ひとり
の写真家が雑誌に寄せたのをきっかけに、日本全国から聞こえないラガーマ
ンたちが結集。日本代表チームの創設から海外遠征までの紆余曲折を、聴覚
障害ラガーマンでもある著者が描いた感動作。

[関連URL]
http://www.shinchosha.co.jp/book/302171/
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◎ズームアップ

このコーナーでは、話題の福祉機器や便利グッズ、イベント、制度、その他
視覚障害関連情報に焦点を当ててお伝えいたします。

●スマート電子白杖

スマート電子白杖とは、超音波センサーで障害物を感知し、振動により障害
物の情報を視覚障害者に伝える白杖。
秋田県立大学の岡安光博准教授と秋田精工株式会社が共同で開発し、軽量化
と低コストを実現した。
スマート電子白杖には、センサー1個タイプとセンサー2個タイプがある。セ
ンサー1個タイプは、頭部前方2mの障害物を感知しグリップの振動により障
害物の情報を伝える。センサー2個タイプは正面と頭部前方2mの障害物を感
知し、グリップとリストバンドの振動により障害物の情報を伝える。
白杖の重さは通常200g台。スマート電子白杖はセンサーやカバーの軽量化を
図り、試作段階で300g程度にした。
電源は乾電池で、数週間は電池を交換せずに利用可能。
価格は、センサー1個タイプが30000円、センサー2個タイプが43000円。
問い合わせは、秋田精工株式会社(電話:0184-33-2143、Fax:0184-33-2021)
まで。

[関連URL]
http://www.akitaseiko.jp
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◎編集後記

台風で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
台風15号は、今なお日本列島を縦断中ですが、少しでも被害の少ないことを
お祈りしています。
では、また次号でお会いしましょう。

編集担当 東 秀樹

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