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週刊アイリンク 第354号

発行日 2011年8月3日

発行 視覚障害者のための情報検索サイト・アイリンク
   http://www.eyelink.jp

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◆内容◆

◎週刊トピックス
◎新着サイト情報
◎情報チャンプル
◎ブックス
◎ズームアップ
◎編集後記

※このメールマガジンでは、大見出しの先頭には◎、小見出しの先頭には●
 を付けています。

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◎週刊トピックス

先週1週間のアイリンクトピックス記事をお届けいたします。
最新の記事はアイリンクのトピックスページでご覧いただけます。
URL: http://www.eyelink.jp/topics.php

●日本点字図書館、9月22日に秋のチャリティ映画会開催
 (2011年7月25日掲載)

社会福祉法人 日本点字図書館は、「日点 秋のチャリティー映画会」を音声
ガイド・日本語字幕付きで開催する。
日時は9月22日(木)、19時開演。
会場は、なかのZERO 大ホール(東京都中野区中野2-9-7、JR中央線・地下鉄
東西線「中野」駅下車)。
上映作品は「武士の家計簿」(2010年日本映画)。
原作:磯田道史『武士の家計簿「加賀藩御算用者」の幕末維新』(新潮新書刊)。
監督:森田芳光。
出演:堺雅人、仲間由紀恵、松坂慶子、西村雅彦、草笛光子、中村雅俊、他。
料金は1500円(全席自由)。
音声ガイドはFM微弱電波を使用して実施。当日FMラジオとイヤホンを持参す
れば聴ける。
申し込み・問い合わせは、日本点字図書館 総務部庶務課(電話:03-3209-024
1)まで。

[関連URL]
http://www.nittento.or.jp/support/charity.html
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●第12回点字技能検定試験、11月13日に東京と大阪で開催
 (2011年7月26日掲載)

厚生労働省認定第12回社内検定試験(点字技能師)が、11月13日(日)に、東京
と大阪の2会場で開催される。
東京会場は、全国身体障害者総合福祉センター(戸山サンライズ)(東京都新
宿区戸山1-22-1、都営地下鉄大江戸線「若松河田」駅・東京メトロ東西線「
早稲田」駅下車)。
大阪会場は、日本ライトハウス 情報文化センター(大阪市西区江戸堀1-13-
2、大阪市営地下鉄四つ橋線「肥後橋」駅下車)。
受験資格は、日本盲人社会福祉施設協議会及び日本盲人会連合において従事
する労働者で、点字資料製作に3年以上従事した方。
試験は学科試験と実技試験の2科目。学科試験では、障害者福祉全般及び視
覚障害者福祉・教育の概要に関する内容、国語に関する内容、点字全般に関
する知識及びその理解度を評価。実技試験では、日本語点字表記について点
字化と校正の技能を評価する。
受験料は15000円。第9回から第11回社内検定試験(点字技能師)で、学科試験
または実技試験のいずれかに合格した方は、その科目の受験を免除され、受
験料は7500円となる。
受験申し込み期間は7月1日から9月30日。
申し込み・問い合わせは、日本盲人社会福祉施設協議会の社内検定試験事務
局(電話:03-6240-1858、Fax:03-6240-1352)まで。

[関連URL]
http://www.ncawb.org/bosyu.html
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●タニタ、音声案内機能搭載の体組成計を発売
 (2011年7月27日掲載)

株式会社タニタは、音声案内機能を搭載した体組成計 インナースキャンボ
イス「BC-202」を、8月1日に発売する。「
初期設定の手順や測定結果を音声で通知する。測定項目は、体重、体脂肪率、
BMI(体格指数)、筋肉量、内臓脂肪レベル、基礎代謝量、推定骨量、体内年
齢、体水分率の9項目。
音量は、大・小・OFFの3段階。イヤホンの接続端子も備えており、計測結果
のプライバシー保護にも配慮している。
足元が安定する横幅の広いボディを採用。計測時に乗る位置の目安となるよ
う、かかと側に立体的な目印をつけている。
本体に乗ると電源が入る「ステップオン」機能と、測定者を自動で判別する
「乗るピタ」機能を採用。ボタン操作の必要がなく、約8秒で計測できる。
本体サイズは、縦300×横352×高さ37mm。重量は1.6kg。
電源は単三乾電池4本。
価格は15,750円。
問い合わせは、タニタお客様サービス相談室(電話:03-3967-9655)まで。

[関連URL]
http://www.tanita.co.jp/company/press/
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●東京ヘレン・ケラー協会、8月24日にサポートグッズフェア開催
 (2011年7月28日掲載)

社会福祉法人 東京ヘレン・ケラー協会は、視覚障害者向け機器・用具の展
示会「サポートグッズフェア2011」を開催する。
日時は8月24日(水)、10時から16時。
会場は、東京ヘレン・ケラー協会 3階ホール(東京都新宿区大久保3-14-20、
東京メトロ副都心線「西早稲田」駅、JR山手線・西武新宿線・東京メトロ東
西線「高田馬場」駅下車)。
出展品目は、ルーペ、拡大読書器、音声拡大読書機、携帯電話、点字ディス
プレイ、点字ラベラ―、デイジー図書録音再生機、ボイスレコーダー、活字
文書読み上げ装置、点字カラオケ、超音波センサー付き白杖、日常生活用具、
補装具、生活便利グッズ、ヘレン・ケラーの声」試聴コーナー。
入場は無料。
問い合わせは、東京ヘレン・ケラー協会 盲人用具センター(電話:03-3200-1
310)まで。

[関連URL]
http://www.thka.jp/goods_fair/2011.html
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●さわれる喜怒哀楽展、7月30日から8月24日に東京で開催
 (2011年7月29日掲載)

常磐大学 コミュニティ振興学部 中村正之研究室は、視覚障害者も楽しめる
「さわれる喜怒哀楽展in汐博2011〜心の叫びと顔の表情展〜」を開催する。
会期は7月30日(土)から8月24日(水)。
会場は、共同通信本社 汐留メディアタワー(東京都港区東新橋1-7-1、ゆり
かもめ・都営大江戸線「汐留」駅下車)。
時間は10時から16時。
同展示会は、カプセルペーパーという特種な紙を使って写真を印字し、印字
部分に熱を加えて立体化し、解説文や点字とともに展示する。「顔の表情」
をテーマに、喜怒哀楽がどのように表情として顔に現れるか、さわって確認
することができる。
会期中の土日を中心に、コミュニティ振興学部の中村正之研究室の学生が会
場内を案内する。
参加費は無料。
問い合わせは、常磐大学 コミュニティ振興学部 中村正之研究室(電話:029-
232-2511)まで。

[関連URL]
http://www.tokiwa.ac.jp/news/2011/0715/
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◎新着サイト情報

先週1週間の、視覚障害関連の新着サイト情報をお届けいたします。
最新の情報はアイリンクの新着情報ページでご覧いただけます。
URL: http://www.eyelink.jp/search.php?p_mode=new

●ひとりで学べるたのしい点字
 http://www.tenji-naiiv.net
「ひとりで学べる楽しい点字」は、点字に興味を持った、または点字のこと
を知りたいという方にアニメや動画、ゲームなどで点字の仕組みなどを学ん
でいただくために全視情協が提供している学習システムです。
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◎情報チャンプル

このコーナーでは、読者の皆様から寄せられた情報を中心に、視覚障害関連
の話題をお届けいたします。

●ラビットセミナー「スマートブラウザリーダー(SBR)」8月27日に開催

株式会社ラビットは、ラビットセミナー「スマートブラウザリーダー(SBR)」
を開催する。
日時は8月27日(土)、13時から15時。
会場は、ラビット402号室(東京都新宿区高田馬場1-29-7 スカイパレスビル、
JR山手線・西武新宿線・東京メトロ東西線「高田馬場」駅下車、日本点字図
書館前)。
同社では、「変えていこう、プラス思考のアイディア、ユーザーからの生の
声」をテーマに、視覚障害ソフトメーカーの方を招いて、定期的にラビット
セミナーを開催している。
今回は、「スマートブラウザリーダー(SBR)」を取り上げ、メーカー「テク
ノツール」の技術者を迎えて、詳しい説明を行うほか、直接質問、要望ので
きるイベントを企画。
参加費は無料。
申し込み・問い合わせは、株式会社ラビット(電話:03-5292-5644、E-mail:
eigyo@rabbit-tokyo.co.jp)まで。
URL: http://www.rabbit-tokyo.co.jp/news.html#14
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●東京都教育委員会、8月28日に視覚障害者教養講座開催

東京都教育委員会では、視覚障害者の方々が教養を高め、日常生活を豊かに
するための学習機会として、「晴眼者とともに学ぶ視覚障害者教養講座」を
月1回実施している。
8月のテーマは「東京の足・都営交通100年の歴史を学ぶ 〜東京の交通100
年博の見学を中心に」。
日時は8月28日(日)、13時30分から16時。
会場は、江戸東京博物館 企画展示室(東京都墨田区横網1-4-1、JR総武線・
都営地下鉄大江戸線「両国」駅下車)。
江戸東京博物館で開催の「東京の交通100年博」を観覧し、都民の移動を支
える都営交通の歴史、路線網の発達、視覚障害者サービスの変遷などについ
て学ぶ。
定員は50名。参加費は無料。
対象は、東京都内在住・在勤の方。
締め切りは8月19日。
申し込み・問い合わせは、東京都教育庁地域教育支援部 生涯学習課(電話:0
3−5320−6857  FAX 03−5388−1734)まで。
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●七沢更生ライトホーム、8月27日に視覚障害者生活訓練体験会を開催

七沢更生ライトホームは、視覚障害者生活訓練体験会の参加者を募集してい
る。
日時は8月27日(土)、9時から12時20分。
会場は、七沢更生ライトホーム(神奈川県厚木市七沢516)。
内容は、施設の概要説明・見学、視覚障害者の誘導方、歩行・展示・パソコ
ン・日常生活などの訓練体験。
対象は、15歳以上の視覚障害者とその家族または同伴者。
定員は6組12名。
参加費は無料。
締め切りは8月22日。
申し込み・問い合わせは、七沢更生ライトホーム(電話:046-249-2403)。
URL: http://www.kosei-light.kanagawa-rehab.or.jp/la-carte/informations
/technical-information-of-life-training-experience
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◎ブックス

このコーナーでは、点字版・朗読版のある図書を紹介いたします。
点字図書・朗読図書の貸し出しについては、最寄りの図書館にお問い合わせ
ください。

●池上彰の学べるニュース5(臨時特別号) 東日本大震災と福島原発問題

著者: 池上彰+「そうだったのか!池上彰の学べるニュース」スタッフ
出版者: 海竜社
デイジー版あり

本書は、テレビ朝日系列のニュースエンタテイメント番組「そうだったのか!
池上彰の学べるニュース」の緊急特別番組の内容をまとめ、書籍として出版
したもの。
内容は3部構成。
第1部では、東日本大震災について、地震と津波の発生メカニズムについて
解説。
第2部では、原子力の基礎知識、原子力発電所の仕組み、福島原発の事故に
ついて解説。
第3部では、放射線の被害と、人体への影響について解説。
難解な専門用語を、一般向けにわかりやすく説明しており、東日本大震災と
福島原発の関連ニュースを見聞きする際の手助けとなる一冊。

[関連URL]
http://www.kairyusha.co.jp/ISBN/ISBN978-4-7593-1186-0.html
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◎ズームアップ

このコーナーでは、話題の福祉機器や便利グッズ、イベント、制度、その他
視覚障害関連情報に焦点を当ててお伝えいたします。

●同行援護について その2

7月13日号で、同行援護のサービス概要について記載したが、今回はその負
担額について現時点でわかっている範囲の情報を記載する。
同行援護とは、視覚障害者の移動支援(ガイドヘルプ)に変わる新しいサービ
スのこと。
利用料金は、身体介護を伴う場合と伴わない場合で2つの単価がある。
身体介護を伴わない場合は1時間197単位で約1,970円、身体介護を伴う場合
は1時間402単位で約4,020円(地域によって若干変動あり)。
視覚障害者の自己負担額は1割で、身体介護を伴わない場合は1時間約197円、
身体介護を伴う場合は1時間約402円となる。
非課税世帯であれば自己負担額は0円、課税世帯の場合は負担額が現状より
多くなる。
負担の上限額は、市民税所得割額が16万円未満(年収約600万円)世帯は月学
上限9,300円、そ れ以上は37,200円。
この上限額は、居宅介護などの他の福祉サービスも合わせての金額という情
報もあり、これについては現在詳細を調査中。
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◎編集後記

ズームアップのコーナーで、再び同行援護について取り上げてみました。
10月開始の制度ですが、東日本大震災の影響による準備の遅れで、2ヶ月前
の現時点でも、十分な情報が得られない状況です。
制度開始まで、引き続き注目していきたいと思います。
では、また次号でお会いしましょう。

編集担当 東 秀樹

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発行日 2011年8月3日

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