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週刊アイリンク 第352号

発行日 2011年7月20日

発行 視覚障害者のための情報検索サイト・アイリンク
   http://www.eyelink.jp

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◆内容◆

◎週刊トピックス
◎新着サイト情報
◎情報チャンプル
◎ブックス
◎ズームアップ
◎編集後記

※このメールマガジンでは、大見出しの先頭には◎、小見出しの先頭には●
 を付けています。

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◎週刊トピックス

先週1週間のアイリンクトピックス記事をお届けいたします。
最新の記事はアイリンクのトピックスページでご覧いただけます。
URL: http://www.eyelink.jp/topics.php

●シャープ、新・誰からコール機能搭載ファクシミリを発売
 (2011年7月11日掲載)

シャープ株式会社は、デジタルコードレスファクシミリ fappy(ファッピィ)
の新機種「UX-D63」シリーズを、6月24日に発売した。
同機種では、「新・誰からコール」機能を搭載。電話帳に登録した人から着
信があった場合に相手の名前を音声で通知する。また、かけてきた相手の名
前とともに、誰あてにかかってきたかを音声で通知する機能もある。さらに、
電話帳に登録していない方からの着信時には、都道府県名を音声で通知する。
ただし、電話帳への登録時の音声ガイドはない。いずれもナンバーディスプ
レイサービスへの申し込みが必要。
約4.9型の見やすい漢字液晶を採用。使用頻度が高いダイヤルボタンや電話
帳ボタンを大きく設計。また、ワンタッチでの本体の受話音量を大きくでき
る「音量大ボタン」なども備える。
親機サイズは、幅296×奥行190×高さ88mm。重量は約2.3kg。
子機サイズは、幅49×奥行28×高さ172mm。重量は約145g。
カラーはホワイト系。
子機1台の「UX-D63CL」、子機2台の「UX-D63CW」がある。
価格はいずれもオープン。
問い合わせは、シャープお客様相談センター(電話:0120-663-700)まで。

[関連URL]
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/110602-a.html
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●視覚障害者対象ピア・カウンセリング体験講座、八王子で開催
 (2011年7月12日掲載)

八王子聴覚視覚障害者サポートセンターは、視覚障害者対象の、ピア・カウ
ンセリング1日体験講座を開催する。
日時は8月20日(土)、10時から16時。
会場は、八王子市生涯学習センター(クリエイトホール)11階第7学習室(東京
都八王子市東町5−6、JR「八王子」駅・京王線「京王八王子」駅下車)。
テーマは「視覚障害者対象ピア・カウンセリング1日体験講座」。
リーダーは、伊藤薫氏、立澤みき氏。
募集対象は、ピア・カウンセリングに興味のある資格障害者。
定員は8名。
参加費は3000円。
締め切りは8月10日。
申し込み・問い合わせは、八王子聴覚視覚障害者サポートセンター(電話・
Fax:042-646-4740、E-mail:choukakushikaku2005@yahoo.co.jp)まで。

[関連URL]
http://www.j-il.jp/event/pcbasic.html#content
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●アイフェスタin和歌山、7月24日に開催
 (2011年7月13日掲載)

日本網膜色素変性症協会(JRPS)和歌山県支部は、「アイフェスタ2011in和歌
山〜視覚障害者福祉機器展示&なんでも相談〜」を開催する。
日時は7月24日(日)、11時から15時30分。
会場は、和歌山市ふれ愛センター(和歌山市木広町5-1-9、JR「和歌山」駅下
車)。
内容は次のとおり。
(1)視覚障害者福祉機器展示。
(2)なんでも相談(眼科・就学・就労・ピアカン等)。
(3)バリアフリー映画上映。
(4)弱視者用信号機体験、しゃべるテレビの体験、盲導犬体験歩行。
(5)クイックマッサージ(無料)。
(6)カネボウメイクアップセミナー。
入場は無料。
問い合わせは、JRPS和歌山県支部(e-mail:wakayama@jrps.org)まで。

[関連URL]
http://www.eonet.ne.jp/~jrps-wakayama/
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●日本DAISYコンソーシアム、7月29日に講演会開催
 (2011年7月14日掲載)

日本DAISYコンソーシアムは、講演会「DAISYの新時代-EPUB3とDAISYの連携
によるインパクト」を開催する。
日時は7月29日(金)、14時から16時30分。
会場は、日本財団ビル 大会議室(東京都港区赤坂1-2-2、地下鉄銀座線「虎
ノ門」駅、地下鉄銀座線・南北線「溜池山王」駅、地下鉄丸ノ内線・千代田
線「国会議事堂前」駅下車)。
対象者は、従来の教科書や出版物を読むことが困難な人々とその支援者、教
科書等の出版者、教育・福祉行政関係者、福祉機器、支援技術関係者、その
他、情報アクセスに関心をお持ちの方。
内容は次のとおり。
講演「DAISYの新時代-EPUB3を使って自分らしい知識のスタイルを選ぶ」講
師:河村宏氏(DAISYコンソーシアム 会長)。
(2)国内におけるDAISY普及について
報告1「DAISY教科書提供事業について」野村美佐子氏(日本障害者リハビリ
テーション協会)、濱田滋子氏(NPO法人 奈良DAISYの会)。
報告2「サピエにおけるDAISYオンライン」石川准氏(特定非営利活動法人 全
国視覚障害者情報提供施設協会)。
(3)展示およびDAISY体験会。
要約筆記あり。希望に応じて、手話通訳、磁気ループ、視覚障害の方へのテ
キストデータ送付を実施。
参加費は無料。
申し込みは、日本障害者リハビリテーション協会 情報センター内の日本デ
イジーコンソーシアム事務局(電話:03-5273-0796、Fax:03-5273-0615、E-
mail:dinf-j@dinf.ne.jp)まで。

[関連URL]
http://www.jsrpd.jp
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●しょうけい館、失明戦傷病者の企画展を9月25日まで開催
 (2011年7月15日掲載)

しょうけい館((戦傷病者史料館)は、2011年度夏の企画展「戦盲〜失明戦傷
病者がたどった戦中・戦後〜」を開催する。
会期は7月13日(水)から9月25日(日)。
会場は、しょうけい館 1階(東京都千代田区九段南1-5-13、地下鉄東西線・
半蔵門線・都営新宿線「九段下」駅下車)。
開館時間は10時から17時30分(入館は17時まで)。休館日は毎週月曜日と7月
19日(火)、9月20日(火)。
同展では、日中戦争の戦闘で負傷し両眼を失明した愛媛県出身の原田末一さ
んの社会復帰までのあゆみを中心に、失明戦傷病者がたどった戦中・戦後の
労苦を紹介。失明戦傷病者とその家族が語る映像も上映する。
入場は無料。
また、会期中、次の関連イベントも開かれる。
(1)講演会「日本一の失明傷痍軍人(原田末一)ここにあり」
日時は8月6日(土)、14時から16時。
講演者は、村上空山氏(写経道場「空無我堂」堂主)。
定員は30名。要事前申込み。
(2)学芸員による展示解説。
日時は、7月16日(土)・8月13日(土)・9月10日(土)、14時より約30分程度。
問い合わせは、しょうけい館(電話03-3234-7821)まで。

[関連URL]
http://www.shokeikan.go.jp/kikaku/kikaku.html
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◎新着サイト情報

先週1週間の、視覚障害関連の新着サイト情報をお届けいたします。
最新の情報はアイリンクの新着情報ページでご覧いただけます。
URL: http://www.eyelink.jp/search.php?p_mode=new

●秋田県点字図書館
 http://www.fukinoto.or.jp/tenji/
秋田県点字図書館は、目の不自由な方々のための点字図書・・録音図書など
の製作・貸し出し、ボランティアの養成、情報提供と生活支援などを行って
います。
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◎情報チャンプル

このコーナーでは、読者の皆様から寄せられた情報を中心に、視覚障害関連
の話題をお届けいたします。

●視覚障害者の生活を考える会と歩車分離式信号機の学習会、名古屋で開催

名古屋市視覚障害者協会は、「第8回視覚障害者の生活を考える会と歩車分
離式信号機の学習会」を開催する。
日時は8月7日(日)、10時から16時。
会場は、名身連福祉センター 4階講堂(名古屋市中村区中村町7-84-1、地下
鉄東山線「中村公園」駅下車)。9時15分から9時45分、12時15分から12時45
分に、改札前にボランティアが待機。
内容は次のとおり。
(1)「歩車分離式信号機」についての学習会。
(2)昼食・防災グッズ、新型信号機の見学。
(3)[災害と私たち」
1 「東日本大震災。視覚障害者のそのとき、その後」。
その1「東日本大震災視覚障害者支援対策 岩手本部から」岩手本部チーフ
コーディネーター 棚橋公郎氏(視覚障害者生活情報センター岐阜 アソシア
指導員)。
その2「メディアの報道から」原田實氏(名古屋盲人情報文化センター 顧問)。
2 「この地域の防災と要援護者対策」高崎氏(防災ボランティアネットワー
クなごや 前代表)。
3 ディスカッション。
問い合わせは、名古屋市視覚障害者協会(電話:052-482-7836)まで。
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●日弁連、シンポジウム「成年後見制度と医療同意」7月30日に開催

日本弁護士連合会は、シンポジウム「成年後見制度と医療同意〜医療同意能
力を喪失した人に医療を保障するために〜」を開催する。
日時は7月30日(土)、13時から16時30分。
会場は、弁護士会館17階 1701会議室(東京都千代田区霞が関1-1-3、地下鉄
丸の内線・日比谷線・千代田線「霞ヶ関」駅下車)。
内容は次のとおり。
(1)「医療同意能力がない者の医療同意に関する法律大綱(案)」の概説。
(2)高齢者施設における医療同意の現状報告。
(3)会場発言。
(4)パネルディスカッション。パネリスト:上山泰氏(筑波大学法科大学院教
授)、水野裕氏(社会医療法人杏嶺会・いまいせ診療センター副委員長兼認知
症センター長)、藤江美保氏(司法書士)、星野美子氏(社会福祉士)、松隈知
栄子氏(愛知県弁護士会)。コーディネーター:赤沼康弘氏(東京弁護士会)。
参加費は無料。要事前申込。
申し込み・問い合わせは、日本弁護士連合会 人権部人権第二課(電話:03-35
80-9510、Fax:03-3580-2896)まで。
URL: http://www.nichibenren.or.jp/ja/event/110730_2.html
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◎ブックス

このコーナーでは、点字版・朗読版のある図書を紹介いたします。
点字図書・朗読図書の貸し出しについては、最寄りの図書館にお問い合わせ
ください。

●水滸伝(全19巻)

著者: 北方謙三
出版者: 集英社
点字データ版、カセットテープ版、デイジー版あり

本書は、中国の明代に書かれた「水滸伝」を元にした小説。著者独自の創作
が加えられており、オリジナルとは異なる作品となっている。
物語の舞台は宋末期の中国。政治の腐敗が著しい状況下で世直しの旗印を掲
げ、やがて集まった同志と共に、宋国との武力闘争へと発展する。
オリジナルでは、108人の好漢が集結する物語後半まで、主要登場人物に戦
死者は出ない。しかし、いくつもの大きな戦いを経て全く戦死者が出ないと
いうのは矛盾するという解釈で、北方謙三版では中盤から戦死者が出てくる。
第9回司馬遼太郎賞受賞作品。
また、「北方謙三の『水滸伝』ノート」では、著者の作品に関する考えがま
とめられており、本編を読む上での助けとなる。
本書の続編として「楊令伝」(全15巻)も刊行されている。

[関連URL]
http://www.shueisha.co.jp/suiko-yourei/
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◎ズームアップ

このコーナーでは、話題の福祉機器や便利グッズ、イベント、制度、その他
視覚障害関連情報に焦点を当ててお伝えいたします。

●浜松市楽器博物館

静岡県浜松市にある浜松市楽器博物館では、学芸員による視覚障害者への説
明を行っている。
説明の時間は30分から40分。視覚障害者には手袋を着用してもらい、館内の
展示物を触ってもらう。
楽器の音は備え付けのヘッドホンで聞くことができる。館内展示物の音声ガ
イド端末の貸し出しサービス、点字パンフレットもある。
また、体験ルームでは、誰でも自由に楽器を演奏できる。
視覚障害者への説明は事前予約が必要。
住所は、静岡県浜松市中区中央3-9-1。
JR浜松駅北口より東へ徒歩10分。
電話は053-451-1128。

[関連URL]
http://www.gakkihaku.jp
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◎編集後記

週刊トピックスで紹介した失明戦傷病者の企画展は、、これまでにない珍し
い企画展です。夏休み期間中も開催していますし、遠方の方も足を伸ばして
みてはいかがでしょうか?
では、また次号でお会いしましょう。

編集担当 東 秀樹

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発行日 2011年7月20日

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