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週刊アイリンク 第337号
発行日 2011年3月30日
発行 視覚障害者のための情報検索サイト・アイリンク
http://www.eyelink.jp
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◆内容◆
◎週刊トピックス
◎新着サイト情報
◎情報チャンプル
◎ソフトウェア紹介
◎ズームアップ
◎編集後記
※このメールマガジンでは、大見出しの先頭には◎、小見出しの先頭には●
を付けています。
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◎週刊トピックス
先週1週間のアイリンクトピックス記事をお届けいたします。
最新の記事はアイリンクのトピックスページでご覧いただけます。
URL: http://www.eyelink.jp/topics.php
●オリンパス、音声ガイド付きリニアPCMレコーダー「LS-7」発売
(2011年3月22日掲載)
オリンパスイメージング株式会社は、リニアPCMレコーダー「LS-7」を、3月
11日に発売した。
操作状況を音声でアナウンスする音声ガイド機能搭載。操作性を向上させた
前面操作ボタンと大型液晶を採用。
録音形式は、高音質録音のできるリニアPCM方式のほか、WMA方式、MP3方式
に対応。新規開発の3マイクシステム「トレスミック」により低音に厚みを
持たせ、より広い音域を高音質に録音することが可能。
内蔵メモリー4GB。リニアPCMモードで1時間50分、長時間録音モード(LPモー
ド)で約1017時間の録音が可能。microSDカードスロットを搭載し、さらに長
時間録音にも対応。
再生スピードを、早聞き20段階から遅聞き5段階で調整可能。
電源は単4形アルカリ電池2本、または単4形ニッケル水素充電池2本。パソコ
ンのUSB端子に接続して充電可能。
サイズは、長さ112×幅39.8×厚さ15.9mm。質量90g(電池含む)。
カラーはブラックとオレンジの2色。
価格はオープン。
問い合わせは、オリンパスカスタマーサポートセンター(電話:0120-084215
または電話:042-642-7499)まで。
[関連URL]
http://www.olympus.co.jp/jp/news/2011a/nr110302ls7j.cfm
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●障害のある学生のための大学・社会体験プログラム、8月に開催
(2011年3月23日掲載)
DO-IT Japan、東京大学先端科学技術研究センターの主催で、「DO-IT Japan
2011 障害のある，あるいは病気を抱えた学生のための大学・社会体験プロ
グラム」が、夏休み期間中に開かれる。
高校生・高卒者プログラムは、大学進学を目指している、障害や病気による
困難を抱える 高校生、高卒者が対象。学年・障害や病気の種類や程度・希
望大学は不問。定員は約10名。
小学生プログラムは、大学進学を目指している「読み書き障害」のある小学
3年生から6年生が対象。障害の程度・希望大学は不問。定員は約5名(保護者
1名の同伴が必要)。
開催期間は、高校生・高卒者プログラムが8月1日(月)から5日(金)、小学生
プログラムが8月3日(水)から5日(金)。
会場は、東京大学先端科学技術研究センター(東京都目黒区駒場4-6-1)。
各参加者に対して、必要な支援機器が提供される。
応募期間は5月16日から6月3日。
問い合わせは、DO-IT Japan事務局(電話・Fax:03-5452-5064、E-mail:info@
doit-japan.org)まで。
[関連URL]
http://doit-japan.org/index.html
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●障害者雇用支援月間ポスターの絵画と写真、6月17日まで募集
(2011年3月24日掲載)
独立行政法人 高齢・障害者雇用支援機構は、障害者雇用支援月間(9月)にお
ける啓発活動の一環として、平成23年度 障害者雇用支援月間ポスターの原
画(絵画・写真)を募集している。
応募作品のテーマは、絵画については「働くこと、又は仕事に関係のある内
容のもの」。写真については「障害のある方の仕事にスポットをあて、障害
のある方が働いている姿を撮影したもの」。
応募資格は、絵画については、障害のある児童・生徒、又は絵画を描くこと
を職業としていない障害のある人。写真については、写真撮影を職業として
いない人(プロ以外であれば、障害の有無を問わずどなたでも応募可)。
募集部門は、絵画 小学校の部、絵画 中学校の部、絵画 高校・一般の部、
写真の部。それぞれの部門の最優秀作品に厚生労働大臣賞を贈り、その作品
を障害者雇用支援月間のポスターの原画として採用。その他、優秀な作品に
は高齢・障害者雇用支援機構理事長賞又は同理事長奨励賞を贈る。
入賞作品は、札幌、東京、大阪、福岡において展示会を開催する予定。
応募期間は4月1日から6月17日。
作品の応募・問い合わせは、高齢・障害者雇用支援機構 総務部情報公開広
報課
(電話:03-5400-1885、Fax:03-5400-1638)まで。
[関連URL]
http://www.jeed.or.jp/activity/education/poster/h23_genga.html
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●日本ロービジョン学会、6月に学術総会と機器展示会開催
(2011年3月25日掲載)
第12回日本ロービジョン学会学術総会が、6月3日(金)から5日(日)の3日間に
開かれる。
会場は、北九州国際会議場(福岡県北九州市小倉北区浅野3-9-30、JR「小倉」
駅下車)。
3日は14時から19時で、内容は次のとおり。
(1)口頭発表1。
(2)レクチャーA「光学の基礎」川瀬芳克氏(愛知淑徳大学健康医療科学部)。
4日は9時から18時30分で、内容は次のとおり。
(3)口頭発表2。
(4)特別講演「視知覚の発達と視覚障害」山口真美氏(中央大学文学部)。
(5)総会。
(6)セミナー「身体障害者手帳の等級と視野の問題」座長:守本典子氏氏(岡
山大学医学部眼科)。
「EstermanグリッドおよびColenbranderグリッドを用いた視野 スコアVisua
l Field Score(VFS)とFunctional Vision Score(FVS)」加茂純子氏(甲府共
立病院眼科)。
「自動視野計を用いた視覚障害者視野障害等級判定について」松本長太氏(
近畿大学医学部眼科学教室)。
(7)招待講演1「韓国におけるロービジョンの医療と教育の制度」李宇寛氏(
SEOUL盲学校)。
(8)シンポジウム1「弱視レンズに関する医療・教育・福祉の取組と連携」座
長:氏間和仁氏(福岡教育大学)。
「福岡視覚特別支援学校における「弱視レンズの選定と訓練に関する内容」
-本校での現状と課題-」沖本誠司氏(福岡県立福岡視覚特別支援学校)。
「福祉機関での弱視レンズ紹介・訓練の現状」良久万里子氏(鹿児島県視聴
覚障害者情報センター)。
「弱視レンズ訓練」川端秀仁氏(かわばた眼科)。
指定討論:中野泰志氏(慶應義塾大学)。
(9)レクチャーB「弱視レンズの選定と訓練」石井雅子氏(新潟大学眼科/新潟
医療技術専門学校)。
(10)ポスター発表。
(11)懇親会。
5日は9時から15時30分で、内容は次のとおり。
(12)招待講演2「台湾の視覚障害児の教育と医療制度」賀夏梅氏(国立彰化師
範大学特殊教育学系)。
(13)教育講演「ロービジョンとユニバーサルデザイン」張彦芳氏(株式会社
ジーエータップ)。
(14)シンポジウム2「ロービジョンの診療報酬について」座長:高橋広氏(北
九州市立総合療育センター眼科)。
「診療報酬化と日本眼科学会の考え方」下村嘉一氏(日本眼科学会社会保険
担当理事・近畿大学医学部眼科学教室)。
「保険診療としてのロービジョンケアの考え方」永井春彦氏(勤医協札幌病
院眼科)。
「次期診療報酬改定にむけて〜国政の立場から〜」吉田統彦氏(衆議院議員・
医師)。
(15)市民公開講座(九州ロービジョンフォーラムとの共同企画)(参加費無料)。
記念講演「困難な時代をどう生きるか」鎌田實氏(諏訪中央病院名誉院長)。
講演「ロービジョンケアについて」高橋広氏(日本ロービジョン学会理事長)。
また、会期中、一般公開にて、機器・書籍展示を実施する(参加費無料)。
参加費は、会員:事前登録6000円・当日8000円、非会員:事前登録8000円・当
日9000円、学生:事前登録3000円・当日4000円。
締め切りは4月8日。
問い合わせは、北九州市立総合療育センター 眼科(電話:093-922-5505、Fax
:093-952-2713)まで。
[関連URL]
http://12th-jslrr.jp
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◎新着サイト情報
先週1週間の、視覚障害関連の新着サイト情報をお届けいたします。
最新の情報はアイリンクの新着情報ページでご覧いただけます。
URL: http://www.eyelink.jp/search.php?p_mode=new
●キラリネット
http://www.kilali.net
キラリネットは視覚障害者向けソフトウェア･ハードウェア･便利グッズのオ
ンラインショップです。視覚障害者用の商品、高齢者のバリアフリーの商品
などを揃えます。
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◎情報チャンプル
このコーナーでは、読者の皆様から寄せられた情報を中心に、視覚障害関連
の話題をお届けいたします。
●大阪府ITステーション、視覚障がい者パソコン講習会(5月コース)開催
大阪府ITステーションは、大阪府在住者で身体障害者手帳を所持する方を対
象に、視覚障がい者パソコン講習会(5月コース)の受講者を募集している。
会場は、大阪府ITステーション(大阪市天王寺区六万体町3-21、地下鉄谷町
線「四天王寺前夕陽ヶ丘」駅下車)。
講習内容は次のとおり。
(1)入門講座
受講要件は初めてパソコンを習いたい方。
内容は、文字入力の習得等。
日程は、5月2日・9日・16日の3日間。いずれも月曜日。
時間は9時30分から12時30分。
(2)基礎講座
受講要件は、文字入力が可能な方。
(A)基本操作�汽魁璽�
内容は、文書作成、インターネットの利用方法、電子メールの送受信の方法。
日程は、5月10日・17日・24日・31日。いずれも火曜日。
時間は13時30分から16時30分。
(B)基本操作�競魁璽�
内容は、マイエディット、マイファイルの基本操作の習得。
日程は、5月6日・13日・20日・27日。いずれも金曜日。
時間は13時30分から16時30分。
(3)初級講座(マイワードコース)
受講者要件は、文字入力が可能な方、パソコンの基本操作が可能な方。
内容は、マイワードでの文書編集、表計算、簡易計算等。
日程は、5月12日・19日・26日の3日間。いずれも木曜日。
時間は9時30分から12時30分。
(4)中級講習会「Excelコース」
受講者要件は、キーボード配列を把握されている方、自宅等にパソコンを所
持し、講習会の復習ができる方、講習会の全日程を受講できる方、パソコン
スキル確認に合格した方。
内容は、Excel2007でのビジネスで役立つ文書作成。
日程は、パソコンスキル確認が、4月27日(水)の13時30分から。
講座は、5月11日・18日・25日・6月1日・8日・15日。いずれも水曜日。
時間は13時30分から16時30分。
(5)特別講座(MyRouteコース)
受講要件は、文字入力が可能な方、パソコンの基本操作が可能な方。
内容は、MyRouteでの便利な路線探索。
日程は、5月23日・30日の2日間。いずれも月曜日。
時間は13時30分から16時30分。
定員は、いずれも申し込み先着順10名で、新規申込を優先。
受講料は無料、一部講習についてはテキスト代が必要。
締め切りは4月20日。
申し込みは、ホームページまたは郵送で受け付けている。
問い合わせは、大阪府ITステーション(電話:06-6776-1222)まで。
URL: http://www.itsapoot.jp/new/shikaku2011/shikaku5.html
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◎ソフトウェア紹介
このコーナーでは、音声読み上げソフトで便利に使えるソフトウェアを紹介
いたします。
●pdfTrans
pdf形式のファイルをテキストファイルに変換できると便利なことが多い。
pdfTransは、簡単な操作でPDFファイルをテキストファイルに変換してくれ
るソフト。
下記URLからダウンロードできる。
http://www.vector.co.jp/soft/dl/winnt/util/se345565.html
ソフトはLZH形式で圧縮されているので、解凍してインストールする。
pdfTransの実行には、Visual Basic 6.0のランタイムライブラリが必要なの
で、パソコンに入っていない場合はインストールする必要がある。
Visual Basic 6.0のランタイムライブラリは、下記URLからダウンロードで
きる。
http://www.vector.co.jp/soft/dl/win95/util/se188840.html
pdfTransを起動すると、ファイル名を記入するエディットボックス、実行ボ
タン、ファイル選択ボタンが表示されている。
PDFファイル名を記入、またはPDFファイルを選択し、実行ボタンを押すだけ
で、PDFファイルと同じフォルダにテキストファイルが作られる。
複数のPDFファイルが入っているフォルダを、変換元として指定することも
できる。
[関連URL]
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/util/se345565.html
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◎ズームアップ
このコーナーでは、話題の福祉機器や便利グッズ、イベント、制度、その他
視覚障害関連情報に焦点を当ててお伝えいたします。
●東日本大震災関連情報(その3)
先週に引き続き、今週も東日本大震災関連の情報を掲載しているサイトを紹
介する。
視覚障害情報総合ネットワーク「サピエ」
https://www.sapie.or.jp
「地域・生活情報」ページで、「東日本大震災の被災視覚障害者のための生
活情報」を掲載。
ゲストページでも閲覧可能。
科学へジャンプホームページ 東北地区 視覚障害関係・情報ページ
http://www.jump2science.org/node/162
東北関東大震災障害者救援本部
http://shinsai-syougaisya.blogspot.com/
日本身体障害者団体連合会 東日本大地震被害の義援金受付口座を開設
http://www.nissinren.or.jp/news/gn20110328news1.htm
日本盲導犬協会 東北地方太平洋沖地震災害および静岡県東部地震について
のご報告
http://www.moudouken.net/news/article.php?id=456
日本盲導犬協会 メディア関係者の皆さまへのお願い
http://www.moudouken.net/news/article.php?id=454
名古屋市視覚障害者協会 災害時における視覚障害者への支援のあり方に
ついて
http://dipre.sakura.ne.jp/g/sikaku/index.html
障害保健福祉研究情報システム 災害時における対応−視覚障害
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/prdl/jsrd/norma/n182/n182_012.html
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◎編集後記
東日本大震災の発生から19日が経ちました。犠牲者の方の数が阪神淡路大震
災を上回り、今なお増え続けている現状に心が痛みます。
アイリンクに寄せられるイベント情報も、かなり少なくなりました。また、
過去にお伝えしたイベント情報も、震災の影響で注しになっているものがあ
りますので、ご注意ください。
では、また次号でお会いしましょう。
編集担当 東 秀樹
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アイリンクでは、読者からの情報を随時受け付けています。
イベント情報、製品情報、福祉制度や医療情報など、視覚障害に関する情報
をお寄せください。
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情報受付メール→ info@eyelink.jp
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週刊アイリンク 第337号
発行日 2011年3月30日
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