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週刊アイリンク 第277号

発行日 2010年1月13日

発行 視覚障害者のための情報検索サイト・アイリンク
   http://www.eyelink.jp

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◆内容◆

◎週刊トピックス
◎新着サイト情報
◎情報チャンプル
◎ズームアップ
◎編集後記

※このメールマガジンでは、大見出しの先頭には◎、小見出しの先頭には●
 を付けています。

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◎週刊トピックス

先週1週間のアイリンクトピックス記事をお届けいたします。
最新の記事はアイリンクのトピックスページでご覧いただけます。
URL: http://www.eyelink.jp/topics.php

●視覚障害者対象ピア・カウンセリング講座、八王子で開催
 (2010年1月5日掲載)

八王子聴覚視覚障害者サポートセンターは、視覚障害者対象ピア・カウンセ
リング集中講座を開催する。
日時は、2月9日(火)10時から15時40分、2月16日(火)10時30分から16時30分、
2月23日(火)10時30分から16時30分、3月2日(火)10時30分から15時。
会場は、八王子市クリエイトホール10階第5学習室(東京都八王子市東町5-6、
JR中央線「八王子」駅・京王線「京王八王子」駅下車)。
対象は、ピア・カウンセリングに興味のある視覚障害者。
リーダーは、伊藤薫氏、立澤みき氏。
参加費は12000円。
締め切りは1月29日。
申し込み・問い合わせは、八王子聴覚視覚障害者サポートセンター(電話・
Fax:042-646-4740、E-mail:choukakushikaku2005@yahoo.co.jp)まで。

[関連URL]
http://www.j-il.jp/event/pcintensive.html#content
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●新卒障害学生対象新卒セミナー、2月に東京と大阪で開催
 (2010年1月6日掲載)

人材サービスを手掛けるジェイ・ブロードは、2011年新卒障害学生対象「新
卒セミナー」を、東京と大阪で開催する。
東京開催は2月6日(土)、10時20分から12時10分。
会場は、東京都立産業貿易センター浜松町館4F(東京都港区海岸1-7-8、JR「
浜松町」駅・ゆりかもめ「竹芝」駅下車)。
参加企業は、NTTコムウェア、新日本製鐵、大和証券キャピタル・マーケッ
ツ、日本放送協会(NHK)、東日本旅客鉄道(JR東日本)。
大阪開催は2月13日(土)、10時20分から12時10分。
会場は、大阪マーチャンダイズ・マート(OMM)ビル2F展示ホール(大阪市中央
区大手前1-7-31、地下鉄谷町線・京阪「天満橋」駅下車)。
参加企業は、NTTコムウェア、キヤノンITソリューションズ、大和証券、日
本放送協会(NHK)。
通常の面接会と異なり、説明会形式で就活のノウハウを人事担当者から聞く
ことができる。
参加は無料。
同日13時から17時開催のクローバー就職フォーラムへの参加が必須となる。
申し込み・問い合わせは、株式会社ジェイ・ブロード クローバー事務局(電
話:0120-309-968、Fax:03-5537-3224)まで。

[関連URL]
http://www.clover-navi.com/forum/seminar2011feb/
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●デイジーの活用に関するシンポジウム、2月19日に開催
 (2010年1月7日掲載)

財団法人 日本障害者リハビリテーション協会は、国際シンポジウム「デイ
ジーの活用による情報アクセスの保障と促進」を開催する。
日時は、2月19日(金)、13時から17時。
会場は、日本財団ビル 大会議室(東京都港区赤坂1-2-2、地下鉄「虎ノ門」・
「溜池山王」駅・「国会議事堂前」駅下車)。
内容は次のとおり。
(1)基調講演、河村宏(DAISYコンソーシアム会長・国立障害者リハビリテー
ションセンター特別研究員)。
(2)「世界の動向に視点をあてて」ジョージ・カーシャー氏(IDPF会長・DAISY
コンソーシアム事務局長 - 米国)、クレッグ・カーニー氏(西オーストラリ
ア盲人アクセスメディア協会マネージャー - オーストラリア)、ロマン・デ
ルトワ氏(DAISY 変換技術開発チームリーダー - フランス)、マーカス・ギ
リング氏(DAISYコンソーシアム技術開発部長・スウェーデン国立点字録音図
書館(TPB) -スウェーデン)。
(3)パネルディスカッション「日本におけるDAISYの普及」モデレータ:河村
宏氏。パネリスト:ジョージ・カーシャー氏、クレッグ・カーニー氏、ロマ
ン・デルトワ氏、マーカス・ギリング氏、長尾真氏(国立国会図書館長)、石
川准氏(静岡県立大学国際関係学部教授)、神山忠氏(岐阜県立関特別支援学
校)、井上芳郎氏(障害者放送協議会著作権委員会委員長、LD親の会)野村美
佐子氏(日本障害者リハビリテーション協会情報センター長)。
参加費は無料。定員は先着150名。
同時通訳・要約筆記あり。希望に応じて、手話通訳・点字プログラム・磁気
ループを用意。
申し込み・問い合わせは、日本障害者リハビリテーション協会 情報センタ
ー(電話:03-5273-0796、Fax:03-5273-0615、E-mail:ic@dinf.ne.jp)まで。

[関連URL]
http://www.normanet.ne.jp/info/seminar100219.html
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●国際盲人マラソンかすみがうら大会、4月18日に開催
 (2010年1月8日掲載)

第20回かすみがうらマラソン 兼 国際盲人マラソンかすみがうら大会が、4
月18日(日)に開催される。
会場は、茨城県土浦市の川口運動公園陸上競技場(JR「土浦」駅下車)。川口
運動公園をスタート・ゴールとし、かすみがうら市資料館を中間点とする湖
岸周回コース。
種目はフルマラソンの部・10マイルの部・5キロの部・車いすの部がある。
また、フルマラソン・10マイル・5キロには盲人の部がある。
盲人の部の参加者の視力は、B1:光覚まででどの距離や方向でも認知は出来
ないもの、B2:手の形を認知できるものから視力0.03まで・または視野5度以
下、B3:視力0.03以上0.1までのものと視野5度以上20度以下のものに分かれ
る。年齢は34歳以下・35から49歳、50歳以上、それぞれ男女に区別される。
参加資格は、アマチュア競技者で健康な方。参加年齢は4種目ともに中学生
以下を除く。
競技制限時間は、フルマラソンの部が6時間、10マイルの部が2時間、5キロ
の部が40分。
完走者には、完走証の点字サービスも行う。
参加料金は、フルマラソン・10マイルの部が4000円、5キロの部が3000円。
視覚障害者の伴走者としての参加は無料。
締め切りは1月29日。
問い合わせは、土浦市教育委員会スポーツ振興課内 かすみがうらマラソン
大会事務局(電話:029-862-1943)まで。

[関連URL]
http://www.kasumigaura-marathon.jp
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◎新着サイト情報

先週1週間の、視覚障害関連の新着サイト情報をお届けいたします。
最新の情報はアイリンクの新着情報ページでご覧いただけます。
URL: http://www.eyelink.jp/search.php?p_mode=new

●千葉市障害者相談センター
 http://www.city.chiba.jp/hokenfukushi/koreishogai/shogaishasodan/
千葉市の身体障害者・知的障害者の方の相談・支援事業を行なっています。
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◎情報チャンプル

このコーナーでは、読者の皆様から寄せられた情報を中心に、視覚障害関連
の話題をお届けいたします。

●神戸アイライト協会、1月15日に阪神淡路大震災15年メモリアルイベント

特定非営利活動法人 神戸アイライト協会は、阪神淡路大震災15年メモリア
ルイベントを開催する。
日時は1月15日(金)、13時から14時30分。
会場は、中山記念会館内 神戸ライトセンター 2階多目的室(神戸市中央区神
若通5-3-26、阪急「春日野道」駅・地下鉄「新神戸」駅下車)。
内容は次のとおり。
(1)追悼ミニコンサート(ピアノ演奏、歌、リコーダー演奏)。
(2)シンポジウム「視覚障害者の防災対策」宇田川真之氏(人と防災未来セン
ター 主任研究員)。
問い合わせは、神戸アイライト協会(電話:078-221-6019、Fax:078-221-6029)
まで。
URL: http://eyelight.eek.jp
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●大阪府ITステーション、視覚障がい者パソコン講習会(2月コース)開催

大阪府ITステーションは、大阪府在住者で身体障害者手帳を所持する方を対
象に、視覚障がい者パソコン講習会(2月コース)の受講者を募集している。
会場は、大阪府ITステーション(大阪市天王寺区六万体町3-21、地下鉄谷町
線「四天王寺前夕陽ヶ丘」駅下車)。
講習内容は次のとおり。
(1)入門講習会
受講要件は初めてパソコンを習いたい方。
内容は、文字入力の習得等。
日程は、2月8日・15日・22日の3日間、いずれも月曜日。
時間は13時30分から16時30分。
(2)基礎講習会
受講要件は、文字入力が可能な方。
内容は、文書作成、インターネットの利用方法、電子メールの送受信の方法。
日程は、2月3日、10日、17日、24日の4日間いずれも水曜日。
時間は9時30分から12時30分。
(3)初級講習会
受講者要件は、文字入力が可能な方、パソコンの基本操作が可能な方。
(a)Windows操作コース
内容は、Windowsの構成やフォルダ、ファイルの管理方法など。
日程は、2月1日(月)、2日(火)の2日間。
時間は9時30分から12時30分。
(b)マイワードコース
内容は、マイワードでの文書編集、表計算、簡易計算など。
日程は、2月4日、18日、25日の3日間、いずれも木曜日。
時間は13時30分から16時30分。
(4)中級講習会「EXCELコース」
受講者要件は、キーボード配列を把握されている方、自宅等にパソコンを所
持し、講習会の復習ができる方、講習会の全日程を受講できる方、パソコン
スキル確認に合格した方。
内容は、EXCEL2003でのビジネスで役立つ文書作成。
日程は、文書作成などをおこなうスキル確認が、2月4日(木)の10時30分から
11時30分。スキル確認に合格した方は、2月18日・25日・3月4日・11日・18
日・25日の6日間、いずれも木曜日の9時30分から12時30分まで。
(5)特別講習会
受講要件は、文字入力が可能な方、パソコンの基本操作が可能な方。
(A)ミュージック作成(作曲)コース
内容は、フリーの作曲ソフト「Muse」を使用して音楽の作成。
日程は2月15日(月)・16日(火)の2日間。
時間は9時30分から12時30分。
(B)ネットリーダーコース
内容は、NetReaderを使用した効率的な検索方法など。
日程は2月9日・16日の2日間、いずれも火曜日。
時間は、13時30分から16時30分。
いずれの講習会も、使用する音声化ソフトはPC-Talker XPまたはVista。
定員は、いずれも申し込み先着順10名で、新規申込を優先。
受講料は無料、一部講習についてはテキスト代が必要。
締め切りは1月20日。
申し込みは、ホームページまたは郵送で受け付けている。
問い合わせは、大阪府ITステーション(電話:06-6776-1222)まで。
URL: http://www.itsapoot.jp
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◎ズームアップ

このコーナーでは、話題の福祉機器や便利グッズ、イベント、制度、その他
視覚障害関連情報に焦点を当ててお伝えいたします。

●使いやすい小型デジタルカメラ

視覚障害者の中にも、音を頼りに、また周囲の人のサポートを借りながら写
真撮影を楽しむ人がいる。また、周囲の人に依頼して、自分や家族の写真を
撮影してもらう人もいる。
そこで、今週は視覚障害者にも使いやすい小型デジタルカメラをズームアッ
プしてみたい。
最近、撮影シーンを自動認識しモードを設定してくれるデジタルカメラが増
えている。メーカーによって設定シーンの種類や数は異なるが、風景、人物、
夜景などを自動認識し、そのシーンに応じた設定で撮影できるというもの。
この機能をうまく利用すれば、簡単にきれいな写真を撮れる可能性が高くな
る。また、人の顔を自動で認識したり、被写体を追尾したり、手ぶれを補正
する機能を搭載する製品も増えている。
市場には多くのデジタルカメラが出回っているが、今回は手軽に持ち歩ける
小型軽量タイプで、操作部が触覚的にわかりやすいカメラ、パナソニックの
LUMIX「DMC-FX60」を紹介する。
他の多くのカメラと同様、本体上面に電源スイッチがあるが、このカメラの
電源はスライド式で、右がオン、左がオフになる。また、本体後面に撮影モ
ードと再生モードの切り替えスイッチがあるが、これもスライド式で触覚的
にわかりやすい。
また、後面の右上部にモードダイヤルがあり、おまかせIAモード、通常モー
ド、シーンモード、動画モード、メモモードの5段階切り替えができる。モ
ードダイヤルを備えるカメラは他にも多く存在するが、ほとんどは始点と終
点が不明確で、液晶画面を見ながら操作することを前提として設計されてい
る。しかし、DMC-FX60のモードダイヤルは始点・終点が明確であり、モード
の順序を覚えれば視力がなくても設定ができる。
モードダイヤル一番左、おまかせIAモードは、被写体や撮影状況に合わせて
カメラがシーンを自動判別し、最適な設定を行うモード。夜景認識、顔&夜
景認識、顔認識、風景認識、接写認識、動き認識、赤ちゃん認識などがあり、
カメラまかせで写真が撮れる。
有効画素数1210万画素、液晶サイズは2.7型。
光学ズームは5倍。300万画素以下モード時のEX光学ズームは9.8倍。デジタ
ルズームは4倍。
本体サイズは、幅97.2×高さ54.1×奥行き19.4mm。
本体重量126g。バッテリーとSDカードを含めた撮影時重量は147g。
カラーは、ラベンダーブルー、リュクスゴールド、スイートピンク、プレシ
ャスシルバー、ノーブルバイオレットの5色。
価格はオープン。
問い合わせは、パナソニックお客様ご相談センター(電話:0120-878-365)ま
で。

[関連URL]
http://panasonic.jp/dc/fx60/
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◎編集後記

今週はデジタルカメラの話題を取り上げてみました。この業界は動きが速く、
半年ごとに新製品が登場します。
今回紹介したパナソニックのLUMIX「DMC-FX60」は昨年8月のモデルなので、
近いうちに後継機種が発売されるかもしれません。
今後の動向も注目したいと思います。
では、また次号でお会いしましょう。

編集担当 東 秀樹

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