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週刊アイリンク 第36号

発行日 2005年2月16日

発行 視覚障害者のための情報検索サイト・アイリンク
   http://www.eyelink.jp

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◆内容◆

◎週刊トピックス
◎新着サイト情報
◎情報チャンプル
◎編集後記

※このメールマガジンでは、大見出しの先頭には◎、小見出しの先頭には●
 を付けています。

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◎週刊トピックス

先週1週間のアイリンクトピックス記事をお届けいたします。
最新の記事はアイリンクのトピックスページでご覧いただけます。
URL: http://www.eyelink.jp/topics.php

●ブルックの会、2月27日に駅ホーム可動柵を考えるシンポジウム
 (2005年2月7日掲載)

視覚障害者の歩行の自由と安全を考えるブルックの会は、シンポジウム「い
ま、可動柵があたらしい!-プラットホームにおける視覚障害者の安全と現実」
を開催する。
同シンポジウムでは、東京視力障害者の生活と権利を守る会街づくり委員の
野島潔氏、可動柵の研究に取り組む東京女学館大学の麦倉哲氏をまねき、関
東方面で設置が進んでいる駅プラットホームの可動柵について、その安全性・
有用性などについて考える。
日時は2月27日(日)、13時30分から17時。
会場は、大阪NPOプラザ・会議室H(大阪市福島区吉野4-29-20、阪神本線「野
田」駅・JR東西線「海老江」駅・地下鉄千日前線「野田阪神」駅より、大阪
市営バス59番北港ヨットハーバー行き・59A番酉島車庫前行き・赤バス「吉
野」停留所下車すぐ)。
内容は、野島潔氏が「関東における可動柵設置の現状」について、麦倉哲氏
が「可動柵はなぜ必要か」についてそれぞれ話した後、両氏及びブルックの
会代表の加藤俊和氏を交えてのシンポジウム「可動柵設置をめぐって」を行
なう。
参加費は一般1,000円、会員500円。
問い合わせは、E-mail:info@brook.soc.or.jpまたは電話:070-5669-8394の
佐木さんまで。

[関連URL]
http://brook.soc.or.jp/050227.html
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●三洋電機、音声ガイド付きICレコーダーの新機種を発売
 (2005年2月8日掲載)

三洋電機は、音声ガイド機能搭載のICレコーダー「デジタルボイスレコーダ
ー(愛称ディプリトーク)」シリーズの新機種「ICR-B65」を開発、2月10日よ
り販売を開始する。
同社は昨秋に音声ガイド機能付きICレコーダー3機種を発売したが、同機種
はそのベーシックモデルという位置付けになる。
設定状態を音声通知する音声ガイドに加え、早聞き1.5倍速・標準・遅聞き
0.75倍速の3段階の再生速度切り替えが可能。
64メガバイトの内蔵メモリーに、最大約35時間30分の録音ができる。
サイズは幅約30×高さ約107.5×奥行き約16ミリメートル。質量約44グラム(
単4電池含む)。
録再フォーマットは独自形式のみで、MP3などの一般的な形式には対応しな
い。パソコンとのデータ送受信も不可。
価格はオープン。
問い合わせは、三洋テクノ・サウンド株式会社IT商品部(電話:072-870-4186)
まで。

[関連URL]
http://www.sanyo.co.jp/koho/hypertext4/0501news-j/0125-1.html
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●再生医療推進センター、2月23日に目の治療法の講演会
 (2005年2月9日掲載)

NPO法人再生医療推進センターは、第10回講演会「目の病気に対する新しい
治療法」を開催する。
日時は2月23日(水)、18時30分から20時30分。
会場は、ぱ・る・るプラザ京都(京都市下京区東洞院通七条下る東塩小路町6
73-13、JR・地下鉄・近鉄「京都」駅下車)。
講演内容は、同センター理事長・井上一知氏の「再生医療とは」、同常任理
事・日裏彰人氏の「糖尿病に対する再生医療」、京都府立医科大学眼科学教
授・木下茂氏による特別講演「目の病気に対する新しい治療法(再生医療」。
参加費無料。参加は自由、予約不要。
問い合わせは、E-mail:office@rm-promot.com、電話:075-754-0120、Fax:07
5-754-0121まで。

[関連URL]
http://rm-promot.com/event/eventnew.html
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●ゆめ風基金、障害者市民防災まちづくりのアイデア募集
 (2005年2月10日掲載)

NPO法人ゆめ風基金は、障害者市民防災まちづくりアイデア・コンテストを
実施、2月28日まで応募を受け付けている。
同団体は阪神淡路大震災後に設立され、これまで被災障害者の支援活動をし
てきた。
募集するアイディアは、大地震、豪雨、火山噴火などの災害時に、障害者市
民が安心して活動できるための既に実践を試み始められている取り組み例。
実践中、進行中のものでもかまわない。具体化できていなくても実現可能な
ものであれば可。
例えば、計画的な研修の実施や防災マップの制作、障害者に必要な道具や機
器のアイディアなど。ただし、他のコンクールで受賞したり助成金を得たも
のは応募不可。
第一次選考後、6月19日(日)に大阪中之島の中央公会堂にて開催される「ゆ
め・風10ヵ年感謝の集い」で第二次選考を行い、ゆめ風大賞(30万円)、金賞
(10万円)、銀賞(5万円)、ろうきん・全労済特別賞を決定。
応募方法は、ホームページの応募用紙に必要事項を記入し、ゆめ風基金事務
局(〒533-0033大阪市東淀川区東中島1-14-1-108、E-mail:yumekaze@nifty.c
om)へ。
問い合わせ電話は、06-6324-7702。

[関連URL]
http://homepage3.nifty.com/yumekaze/
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◎新着サイト情報

先週1週間の、視覚障害関連の新着サイト情報をお届けいたします。
最新の情報はアイリンクの新着情報ページでご覧いただけます。
URL: http://www.eyelink.jp/search.php?p_mode=new

●トッパン・フォームズ
 http://www.toppan-f.co.jp
メッセージの録音・再生ができる「オーディオペーパー(音の出る紙)」を製
作しています。

●点訳サークル「萩の会」
 http://www.apipo.net/~haginokai/
千葉県習志野市で、点訳・触地図・さわる絵本の製作を行っているボランテ
ィアサークルです。

●中野泰志の「心理学」「視覚障害」「バリアフリー」のホームページ
 http://www.econ.keio.ac.jp/staff/nakanoy/
点字、ロービジョン、エイド・アクセシビリティ、自己決定などに関する研
究報告を掲載しています。

●埼玉県障害者社会参加推進センター
 http://www.ssc-saitama.jp
埼玉県障害者社会参加推進センターは、障害者の社会参加の推進とノーマラ
イゼーションの実現を目的に、各種の事業を行っています。

●埼玉県障害者ITサポートセンター
 http://www.ssc-saitama.jp/it/itsupoort.html
埼玉県障害者ITサポートセンターでは、県内の障害者の方を対象に、パソコ
ン等IT機器を活用できるよう支援しています。
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◎情報チャンプル

このコーナーでは、読者の皆様から寄せられた情報を中心に、視覚障害関連
の話題をお届けいたします。

●メディア・フォーラム ネットの扉を点字でひらく

大阪市立総合生涯学習センターでは、メディア・フォーラム「ネットの扉を
点字でひらく、てんてんでホームページ体験&ウェブ・アクセシビリティと
ユニバーサルデザイン」を開催する。
日時は2月25日(金)、19時から21時。
会場は、大阪市立総合生涯学習センター(大阪駅前第2ビル5階)。
講師は株式会社アスクの韓星民氏。同社の回転式点字表示装置「てんてん」
の実演・体験と、ウェブ・アクセシビリティ、ユニバーサルデザインについ
て話す。
参加費は1,000円。定員は先着24名。対象はメディアに関わる活動をされて
いる方、情報バリアフリーに関心のある方。
申し込みは、大阪市立総合生涯学習センター学習情報係(電話:06-6345-5020)
または大阪市生涯学習情報提供システム(http://www.manabi.city.osaka.jp)
へ。
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●第2回Flat・きたシンポジウム「余暇のすすめ」

大阪市東淀川区の自立生活センターFlat・きたは、「障害者の余暇活動」を
テーマにシンポジウムを開催する。バリアフリーの社会資源マップを作成し
た支援者と視覚・肢体に障害のある方々を招き、それぞれの話を聞く。
日時は3月12日(土)、13時30分から16時30分。
会場は、東淀川区民会館(阪急京都線「淡路」駅より徒歩10分)。
シンポジストは、廉田俊二氏(メインストリーム協会)、三原ひろみ氏(視覚
障害ピアカウンセラー連絡会)、石田義典氏(ちゅうぶ障害者解放センター)。
参加費は無料。定員は先着80名。
点字・拡大文字資料、手話通訳あり。
参加者には、大阪市内のコンサートホール数ヵ所のバリアフリー状況を独自
にまとめた冊子(墨字版、点字版、拡大文字版)を進呈。
申し込み・問い合わせは、自立生活センターFlat・きた(電話・Fax:06-6325
-9992、E-mail:flatkita@abelia.ocn.ne.jp)まで。
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●色変・ひまわりの会 関西地区講演会・交流会

色変・ひまわりの会は、関西地区の会員、会員以外の色変患者や家族の方、
福祉関係・医療関係等の方を対象に、関西地区講演会・交流会を開催する。
日時は3月12日(土)、10時から15時。
会場は、大阪市西区の日本ライトハウス盲人情報文化センター9階ホール(大
阪市営地下鉄四ツ橋千「肥後橋」駅下車)。
午前の講演会のテーマは、「見えない方、見えにくい方のためのエンジョイ
グッズについて」。午後からの交流会では、自己紹介と展示品の見学を行な
う。
参加費は無料。
問い合わせは、同会の広崎文雄さん(電話:04-7198-6943)または遠藤茂美さ
ん(電話:047-484-8519)へ。
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●第19回「求める会」総会及び記念講演

地域の学校で学ぶ視覚障害児(者)の点字教科書等の保障を求める会は、第19
回「求める会」総会及び記念講演を開催する。
日時は3月13日(日)、13時30分から17時。
会場は、大阪府豊中市の豊中市立千里図書館3階読書室(北大阪急行・大阪モ
ノレール「千里中央」駅下車)。
記念講演のテーマは「仲間と共に地域と関わる中で〜視覚障害者の親・教科
書点訳者の立場から〜」。講師は山本宗雄氏。
参加費は大人500円、学生300円、高校生以下無料。
問い合わせは、同会(E-mail:webmaster@motomeru.soc.or.jp)へ。手引き・
託児の必要な方は、同会の森田典子さん(E-mail:ronpy@kcn.ne.jp、電話074
3-74-5072)まで。
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●戸隠雪上自然観察会(戸隠クロカンツアー)

戸隠雪上自然観察会(戸隠クロカンツアー)が、3月12日(土)から14日(月)の2
泊3日の日程で開催される。
3月12日午前0時京都駅前よりバスに乗車。戸隠到着後は、戸隠牧場にて雪上
観察会と雪遊び、森林植物園及び鏡池での雪上観察会と雪上ランチ、奥社・
中社・宝光社参拝、懇親会、温泉入浴などを行なう。
費用は40,000円。宿泊費、交通費、ガイド料、保険代を含む。ただし、12日
朝食、14日昼食・夕食、温泉入浴、スキーレンタル料は別途。
募集人員は20名。申し込み締め切りは2月28日(月)。
申し込み・問い合わせは
常住良保さん(電話・Fax:075-332-8644、E-mail:tsunesan@js7.so-net.ne.jp)
まで。
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●第2回ゴールドコンサート

NPO法人日本バリアフリー協会は、第2回ゴールドコンサート「チャレンジド
がつくるオーディション(障害をもつミュージシャン)」を開催する。
日時は5月1日(日)、17時開演。
会場は、東京都中央区晴海の第一生命ホール(地下鉄大江戸線「勝どき」駅
下車)。
同コンサートはプロを目指す音楽愛好の障害者の方々が実力を競うもので、
事前審査を通った15名が出場。そのうち9名が視覚障害者。
料金は一般2,000円、高校生以下1,000円。介助者1名は無料。
チケット購入は、http://www.npojba.org/goldconcert.htmで受け付けてい
る。
問い合わせは、日本バリアフリー協会第2回ゴールドコンサート事務局(電話:
03-5215-1485)へ。
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◎編集後記

週刊トピックスに掲載の音声ガイド機能付きICレコーダー「ICR-B65」の実
売価格を調べてみました。安い店ですと10,500円前後、11,000円から12,000
円台で販売している店もありました。
同じメーカーからパソコン接続可能なICレコーダー3機種が発売されている
ので、音声ガイド機能付きのICレコーダーは全部で4タイプということにな
ります。
選択肢の幅が広がったのは、とてもうれしいことですね。

では、また次号でお会いしましょう。

編集担当 東 秀樹

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週刊アイリンク 第36号
発行日 2005年2月16日

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